ウレタン塗装についてご紹介する中で、ウレタン塗料の良い点や難点をお伝えしてきましたが、ここではさらに詳しくウレタン塗装のメリットとデメリットを確認しておきましょう。

【ウレタン塗装のメリット】ウレタン塗料は、化学反応により独特の弾性塗膜を作ることが他の塗料にはない特徴。

この弾性塗膜が非常に柔らかく密着性に優れていることから、塗装素材を選ばず、いろんな外壁に使用できることが最大のメリットです。

小さな塗装物や凹凸のある塗装物にも最適の塗料ですね。

また、ウレタン塗料が形成する塗膜は非常に厚みがあるため、雨や風などの外部からの刺激に非常に強く、住宅をしっかりと守ってくれます。

とくに、硬化剤を混ぜ合わせる二液性ウレタン塗料は代表的ウレタン塗料であり、三次元の網目構造を形成することによってより綿密な塗膜を形成するため、もっとも高い性能を発揮します。

耐候性、耐水性、耐薬品性などが高いことが特筆すべき点でしょう。

最近では、さらに耐候性の高いUVウレタン塗装もあります。

また、価格がお手頃なのもウレタン樹脂塗料のメリット。

アクリル樹脂塗料よりかは高額であるものの、シリコン塗料の1㎡あたりの施工単価が2,000~4,500円、フッ素塗料が3,000~5,000円であることに比べ、ウレタン塗料は1,500~3,500円とリーズナブル。

もちろんDIY用のウレタン塗装商品もお手頃価格です。

高い性能を持つにも関わらず安価であるため、多くの外壁塗装で使われています。

【ウレタン塗装のデメリット】非常にメリットの多いウレタン塗装ですが、やはりデメリットもあります。

それは、シリコン塗料やフッ素塗料に比べると耐久性が劣ってしまい耐久年数が短くなることです。

ただ、耐久性が劣ってしまうと言っても、著しく問題があるわけではなく、他の塗料に比べると「やや汚れやすい」、「やや紫外線に弱い」という程度。

つまり、価格が高い分、シリコン塗料やフッ素塗料の性能の方がウレタン塗料を上回るということなのです。

ただ、油性ウレタン塗料であれば、シリコンとほとんど変わらない耐久性を持っています。

水性ウレタン塗料は安全性が高いことが魅力ですが、耐久性を求めるのであれば油性ウレタン塗料を選んだ方がよいでしょう。

また、気を付けてほしいのが変色です。

ウレタン塗装を施すと、光沢性のある外観を維持することができますが、その反面、経年劣化により変色をする可能性があります。

もし、外壁の色にこだわりたいのであれば、他の合成樹脂塗料を使った塗装も検討してみた方が良いかもしれません。

ウレタン系塗料のメリット・デメリットをしっかりと把握した上で、外壁塗装を検討しましょう。

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