住宅のリフォームを考えるときには、外壁塗装だけではなく屋根塗装も検討することが必要です。

外壁と屋根では新築時に使用している塗料の種類が違うこともあり、耐用年数に差が出ることもよくありますが、屋根は外壁以上に注意深く劣化状況を確認しておく必要があります。

なぜなら、外壁材は紫外線や雨の影響を直下に受けることはほとんどありませんが、屋根材はどのような天候であってもすべて直に影響を受けるため、外壁よりも劣化スピードが非常に速いからです。

屋根は直接状態の変化を確認することは難しいですが、艶がなくなっていたり色あせが目立っていたりすれば、メンテナンス時期が訪れていると判断することができます。

屋根塗装に使われる塗料は、外壁塗装と同じで合成樹脂塗料が基本となります。

塗料については既にお伝えしているため、ここでは簡単に種類ごとの特徴だけおさらいしておきましょう。

<アクリル塗料>価格は安いが耐久性にかけるのが難点。

とくに紫外線や雨の影響を直に受ける屋根に使用するのはおすすめできません。

耐用年数は3~6年です。

<ウレタン塗料>分厚い塗膜を作ることから耐候性に強いのが特徴。

独特の光沢性も魅力です。

耐用年数は8~10年ながら安価であり、屋根塗料としてとても人気です。

<シリコン塗料>ウレタン塗料と同じく屋根塗料として人気の塗料。

ウレタン塗料よりも価格は少し上がりますが、その分高い耐久性を誇るのでおすすめです。

耐用年数は10~13年です。

<フッ素塗料>一般塗料の中では最高級の塗料。

耐用年数が15~20年と非常に長く、屋根用としては最適でしょう。

しかし、非常に高額であるのが難点。

家屋の塗装工事ではあまり使用されることはありません。

耐久年数などの特徴を比較した上で、価格とのバランスを考えて塗料を選ぶことが大切です。

おすすめは、やはり耐久性が高いながらお手頃なウレタン塗料やシリコン塗料ですね。

また、最近では、塗装によって屋根の耐久性をより高めるために、遮熱塗料や断熱塗料などの特殊塗料も開発されています。

遮熱塗料や断熱塗料は一般塗料よりも価格は高くなりますが、屋根が受ける熱を跳ね返す特徴を持っているため、屋根温度を10~20℃下げると言われています。

そうなるともちろん室内の温度も下がるため、非常に大きな省エネ効果を期待することができるのです。

結果、光熱費の削減につながります。

屋根のメンテナンスをするのであれば、屋根材の保護以外のメリットも考慮した上で、より高機能な塗料を選んでみるのも良いでしょう。

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